ふとんから出たくない

22歳、大学生、休学中。半引きこもり生活をしています。生きるのが怖い。

服にお金をかけたくない

 

 今日は予定通り大学の用事を済ませに行ってきた。それ自体は5分もかからず終了したので、今度参加するとある集まりのための服を買いに行くことにした。今回の集まりはちょっとフォーマルな服装で参加しなければならず、普段ゆるい格好しかしない私は一から全身揃えねばならない。手痛い出費だ。

 女子としてあるまじきことかもしれないが、私はファッションに全く興味がない。いや、可愛い服にはテンションが上がるし、服選びをするのも嫌いなわけではないのだ。ただ、服にお金をかけるということがどうしてもできない。したいと思わない。もったいないと思ってしまう。まぁ休日はほとんど引きこもっているのでワンシーズンに数着あれば十分ではあるのだが、その数着さえも「仕方なく」買っているのが事実だ。

 では何にお金を使っているのかというと、それは趣味に尽きる。特に本には月1万円以上使う。同じ出費でもこちらの出費は全く気にならないから不思議だ。そしてしぶしぶ服を買わねばならないときはつい「ああ、この服は文庫本◯冊分もするのか」「この靴を我慢すればあの作家の新刊が買える……」と本換算してしまうのでなかなか購入に至らない。

 理想を言えば本も服もどちらにもお金を割けるのが一番だが、引きこもりマスターの私はバイトすらしていないのでそれはできない。自業自得である。

 とはいえ最低限の身なりは整えたいので、化粧品はプチプラで、服はちょっと値段の張るものを長く着るようにしている。服のレパートリーが少なくても人と会わないから気にしなくていい。こういう時ぼっちはお金がかからなくていいなと思う。虚しいけど。

 結局今日買えたのはスキニーパンツだけだった。当日までにあとトップスと靴とバッグを揃えなければいけないなんて気が重い。好みのものが見つかるといいけど。

 服の他に本4冊とイヤリングを買って、帰りにカラオケで2時間歌ってきた。久々のカラオケ、気持ち良かったー。おかげで喉がカラカラだ。普段寝てばっかりいるせいか、足の裏と腹筋が痛くなった。足の裏はともかく腹筋がやられるなんて、普段どれだけ身体を動かしていないんだろう。少しは運動もしなければね。