ふとんから出たくない

22歳、大学生、休学中。半引きこもり生活をしています。生きるのが怖い。

肩の力を抜けない

 

 今度出席しなくてはならない集まりが憂鬱すぎて、ここ数日、早朝覚醒と頭痛が続いている。引きこもりもここまでくると深刻だ。私にとって外に出て人と話すという行為は、フルマラソンを完走するのと同じくらい消耗する。

 初対面の人、それも今後関係を築いていかなくてはならない人と接するのが苦手だ。暗い人と思われてはならない、会話を続けなくてはいけない、失礼があってはいけない、場を盛り下げてはいけない、嫌われたくない……などと自分に禁止事項をあまた課してしまい、死ぬほど疲れる。よく「自然体でいいよ、ありのままの自分でいればいいんだよ」などとほざく陽キャがいるが、壁の一点を見つめていつまでもぼーっとしているのが自然体という私のような人間は、無理をしなければ集団の中で生きていけない。

 たぶん、肩の力の抜き方が下手なのだろう。肩の力を上手く抜ける人は、自然体でいながら気遣いを忘れず、力まないで自分を出せる。そしてそういう人たちは私が上に書いたような「◯◯してはいけない」のような禁止事項ではなく、「◯◯した方がいい」というふうに物事を考えるのだろう。だから必要な心配りをこなしながら肩の力を抜いて会話ができるのだ。逆に私のような人間は極度に気を遣うせいで相手にも気を遣わせ、結果的に気詰まりな空気を作ってしまい、人が離れていく。

 ここまで分かっているのにどうして人付き合いが下手なのか。知識と実践は別だといういい例である。はあ。憂鬱だ。行きたくなーーーい。