ふとんから出たくない

22歳、大学生、休学中。半引きこもり生活をしています。生きるのが怖い。

わたしの好きな歌

今週のお題「わたしの好きな歌」

 

 今日は初めてお題でブログを書いてみる。

 私は移動中や散歩、ジョギング中に音楽を聴くのが大好きだ。曲に合わせて口を動かしてみたり、脳内MVを作って妄想の世界に入り込んだり、現実を忘れて没頭してしまう。そこらへんは読書と似ているが、私の場合、音楽の方がより現実逃避の要素が強いように思う。

 ただ、好きな歌は何かと聞かれると困ってしまう。というのも私はたいそうな気分屋で、そのときどきによって好きなものが変わるのだ。これは読書でも同じで、好きな作家を一人挙げろと言われても「今日はこの人が好き」「今はあの作家の気分」というふうに、これという対象が定まらないのである。それに音楽は気に入ったものを飽きるまで聴くタイプなのでそもそも詳しくない。好きな歌や歌手を聞かれた時に答えやすい "ちょうどいい" 歌があればぜひ教えてほしいものだ。

 

 そんな私がよく聴くジャンルはバンド系、アニソン、洋ロック。曲調としてはバラードよりもアップテンポな曲が好みだ。

 洋ロックは高校生の時にハマり(高二病)、今でも大好きな曲がたくさんある。特に大大大好きなのは、OasisのWhatever。サビの歌詞とどこか優しげな歌声が昂ぶった神経を鎮めてくれる。この曲とDon’t Look Back in Angerを聴くととても落ち着く。

 アニメにハマってからはアニソンをよく聴くようになった。アニソンはテンションの上がるものが多く、またストーリー性に富んだものが多いので、脳内MVに浸って現実逃避するにはもってこいだ。最近ではバンドリに激ハマりしているのでそればっかり聴いている。特に好きなのはRASの「R・I・O・T」、ポピパの「STAR BEAT」「Yes! bang dream」、ハロハピの「ハピネス!ハピィーマジカル」。カラオケでもよく歌う。

 それ以外にも乃木坂46の「帰り道は遠回りしたくなる」も好きだ。MVを見て泣いてしまった。"好きだったこの場所" を離れて潔く一歩を踏み出すという歌詞が響く。

 それから斉藤和義の「空に星が綺麗」。伊坂幸太郎アイネクライネナハトムジーク』に出てくる歌でもある。「口笛吹いて歩こう 肩落としてる友よ」という歌詞が好きで、落ち込んだ時に聴きたくなる。

 米津玄師の「灰色と青」も思い出深い。1年間の留学を終えて帰国する際、空港までの電車で泣きながら聴いた曲だ。思えば居場所のない現実から逃避するような形で決行した留学だった。「何があろうと僕らはきっと上手くいくと 無邪気に笑えた日々を覚えている」という歌詞が少なくとも留学中の1年間の思い出だけは肯定してくれるようで、「ああ、私はここを離れてもきっとやっていける」と思えたものだ。

 

 とまぁこんな感じで最近よく聴く曲を並べみた。音楽は私の人生においてさほど優先順位は高くない項目だと思っていたけれど、こうして書いてみるとそれぞれの曲にちゃんと思い出が宿っていることがわかって感慨深い。