ふとんから出たくない

22歳、大学生、休学中。半引きこもり生活をしています。生きるのが怖い。

本の夏フェス

 

 昨日「そろそろ動く」と宣言したばかりなのに、今日も一向にやる気が出ない。梅雨のどんよりした空模様のせいか頭も重い。こんな日にはどれだけ粘ってもちまちま資料読みをする気は起こらないだろうということで、今日は近所のショッピングモールにお出かけしてきた。引きこもりとしては自主的に家から出たことだけでも褒めてほしいところ。

 お出かけの目的は本屋さん。今、集英社文庫(ナツイチ)と角川文庫(カドフェス)が夏フェスやっているのだ。対象商品を一冊買うと特典がもらえるキャンペーンで、毎年夏に各出版社が開催している。この特典がなくならないうちにもらっておきたかった(ちなみに新潮文庫は7/1から)。

 今年のナツイチの特典はゴム製の栞でめちゃんこかわいい。私は本の夏フェスを毎年楽しみにしているのだが、毎年いちばん欲しいと思う特典はナツイチだ。ねこのキャラクターがゆるくてかわいい。

 カドフェスの特典はクリアファイルである。カドフェスは毎年紙製のブックカバーを特典にしていたのだが、今年から趣向を変えたみたい。正直ブックカバーはもらっても使わないし、そこまで欲しいと思わなかったので有難い。クリアファイルは3種類から選べるのだが、『罪と罰』の装丁を使ったものがあったのでそれにした。本マニアとしてはお金を払ってでも欲しいデザインで大満足。カドフェスはKADOKAWAアニメ作品とのコラボ特典が多く、それも気乗りがしない理由だったのだが、今年はこの『罪と罰』クリアファイルがいちばんのお気に入りになった。

 結局、対象商品も合わせて計5冊を購入。ファッションや化粧品には出し惜しみするくせに、本に関しては昔から財布の紐が行方不明。好きなんだから仕方がない。本当は本日発売の朝井リョウ『何様』が欲しかったのだが、何分田舎ゆえにまだ売られていなかった。残念。また出直そう。

 こんなに本を買っても卒論の資料を優先的に読まねばならないので、思う存分読書というわけにはいかない。数冊を並行して読めないタイプだから、資料を読み終えるまでは読書はお預けか。つらいなぁ。明日からは精を出さねば。